2026.02.25
★メンズコスメのトレンドが変わった!Z世代・30代男性に売れるスキンケア開発のコツ

数年前、「BBクリームを塗る男性」「メンズメイク」がメディアで大きく取り上げられました。
しかし2026年現在、メンズコスメ市場の潮目は少し変わってきています。
「ばっちりメイクをして別人のように変わりたい」という層は一定数定着しましたが、いま最も市場規模が拡大しているのは、
「マイナスをゼロにする」「清潔感を底上げする」という、より実用的なスキンケア層です。
特にZ世代から30代の働く男性においては、「身だしなみとしてのハイスペック・スキンケア」が完全に定着しました。
本記事では、いま男性に本当に売れている商品の特徴と、OEM開発のポイントを解説します。
目次
1. 最新トレンド:「シェアードコスメ」から「メンズ特化(スペック重視)」へ
一時期は「男女兼用のシェアードコスメ」が流行しましたが、
現在は「男性特有の肌悩みに特化した、男性専用の高機能コスメ」への回帰が見られます。
① 「皮脂ケア」×「エイジング」のハイブリッド
男性の肌は「皮脂量は女性の3倍、水分量は1/3」と言われます。
しかし、30代を超えるとこれに「たるみ」「シワ」の悩みが加わります。
従来の「スースーするだけのサッパリ化粧水」では物足りない、かといって「女性用のクリーム」はベタついて不快。
この隙間を埋める「さっぱりしているのに、レチノールやナイアシンアミドが入っている」という、
矛盾を叶える処方が求められています。
② 「バレない」ことへの執着
BBクリームなどのメイクアイテムにおいても、「塗っている感」は徹底的に排除されています。
「無色の毛穴補正下地」や、「色付きリップに見えない血色リップ」など、
「元から肌がきれいな人に見える」ナチュラルな補正力がトレンドです。
③ 香りのステータス化
男性にとって化粧品は、機能だけでなく「どんな香りをまとっているか」というステータスアイテムでもあります。
安っぽい香料ではなく、ウッディ、シトラス、ヒノキなどの「深みのある香り」が採用された商品が、
高単価でも選ばれています。
2. ターゲット別インサイト
ターゲットA:Z世代(美意識ネイティブ)
特徴:TikTokなどで美容情報を浴びて育っており、成分知識が豊富。
インサイト:「ニキビ跡を治したい」「毛穴を消したい」という具体的な悩みを持つ。
「CICA」や「ビタミンC」などの成分名で検索して購入する。
商品:高濃度の美容液、剥がすタイプのパック、ポイントコンシーラー。
ターゲットB:30代〜40代ビジネスマン(清潔感投資層)
特徴:管理職になり始め、見た目の印象が仕事に影響すると感じている。
インサイト:「疲れた顔を見せたくない」「老けたと言われたくない」。
面倒なのは嫌いなので、1本で済むオールインワンを好むが、機能にはこだわりたい。
商品:医薬部外品のオールインワンジェル(シワ改善・美白)、スカルプシャンプー。
3. 売れるメンズコスメのOEM開発ポイント
① 「オールインワン」の進化系を作る
男性市場で依然として強いのはオールインワンです。しかし、ただのジェルでは売れません。
形状の工夫:ポンプ式やミスト式など、蓋を開ける手間さえ省いた形状。
成分の工夫:「ナイアシンアミド(シワ改善・美白有効成分)」配合の医薬部外品にするだけで、訴求力が跳ね上がります。
② パッケージは「ガジェット感」または「ミニマリズム」
男性は化粧品を「ギア(道具)」として捉える傾向があります。
ガジェット感:マットな黒、金属のような質感、無骨なデザイン。
ミニマリズム:洗面台に置いてもインテリアを邪魔しない、白やグレー基調のシンプルなデザイン(ThreeやAesopの路線)。
絶対に避けるべきは、「ドラッグストアにありそうな安っぽい・派手なデザイン」です。
③ 「ベタつきゼロ」への執念
試作段階で最もこだわるべきは「使用後の肌触り」です。
どんなに良い成分でも、塗った後にスマホの画面に油がつくようなら、男性は二度と使いません。
浸透が早いポリマーを使用したり、パウダーイン処方にするなど、使用感の調整には時間をかけましょう。
4. 競合差別化のアイデア
企画案A:日中のテカリを消す「塗るあぶらとり紙」クリーム
営業回りのビジネスマンに向けた、日中用のマットクリーム。
皮脂吸着パウダーを配合し、塗るだけでサラサラになり、夕方の顔のテカリを防止します。
「身だしなみ」という切り口で、スーツのポケットに入るサイズで開発します。
企画案B:プロテインと一緒に提案する「筋トレ後のボディシート」
ジムに通う層をターゲットにした、大判で厚手のボディシート。
ただ汗を拭くだけでなく、「サリチル酸(角質ケア)」を配合し、背中ニキビを防ぐ機能を持たせます。
「トレーニングも肌管理もストイックに行う男性」に刺さるコンセプトです。
まとめ:メンズコスメは「悩み解決」のソリューション
男性は、なんとなく化粧品を買うことはありません。
「ニキビを治したい」「テカリを止めたい」「老け顔をなんとかしたい」という
明確な「課題解決(ソリューション)」を求めて購入します。
したがって、パッケージやLPでは、情緒的な言葉よりも、
「何に効くのか」「どうなるのか」「何が入っているのか」
を、スペック表のように論理的に伝えることが重要です。
REIVELでは、男性特有の肌質に合わせた処方開発の実績も豊富です。
「女性用化粧品とは全く違う、男性が唸る使用感」を作りたい方は、ぜひご相談ください。
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