【2026年最新】化粧品業界トレンド予測 ― 注目成分・スキンケアの変化を化粧品OEMの視点で徹底解説 ―

2026年の幕開けと、化粧品市場が抱える現実
2026年がスタートしました。
2025年は、皆さまにとってどのような一年だったでしょうか。
思い描いていた通りの商品を市場に送り出すことはできましたか?
目次
年間25億個の化粧品と「売れ残り」という課題
実は、年間およそ25億個もの化粧品が世界中で生み出され、その約半分が売れ残りや様々な理由により廃棄されていると言われています。
売れない理由の本質は「トレンド思想」にある
廃棄に至る理由は、価格・販路・ブランディングなど多岐にわたりますが、
その中でも見落とされがちで、かつ極めて重要なのが、
「トレンド成分・トレンド思想を押さえた商品設計ができているか」
という点です。
OEM営業として見てきた2024〜2025年の成功事例
私は化粧品OEMメーカーの営業として、
2024〜2025年にかけて複数のトレンド成分を予測・提案し、実際にヒットに繋がる商品企画に携わってきました。
本記事で解説する内容とOEM視点の重要性
その経験をもとに、
2026年の美容業界・スキンケア市場で確実に重要になるトレンドを、
OEM視点で分かりやすく解説していきます。
2026年の美容トレンドは「即効性」から「肌寿命」へ
これまでのスキンケア市場では、
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すぐ白くなる
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すぐハリが出る
-
使った瞬間に変化を感じる
といった即効性重視の訴求が主流でした。
注目キーワード「肌寿命(Skin Longevity)」
しかし2026年以降は、
「中長期的に健康な肌を育てる」という考え方がより強くなっていきます。
キーワードは
「肌寿命(Skin Longevity)」。
予防美容・育成美容の時代へ
一時的な美しさではなく、
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10年後、20年後も健やかな肌でいられるか
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肌トラブルを起こしにくい土台が作れているか
といった予防美容・育成美容が評価される時代へ移行しています。
科学と美容の融合が本格化する2026年
現在、美容業界は大きな転換点を迎えています。
急速に進化する美容テクノロジー
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AIを活用した成分探索
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処方最適化アルゴリズム
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肌データ解析による個別診断
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パーソナライズドスキンケア
「個別化美容」が現実になる時代
こうした技術が急速に進化し、
「個別化医療」ならぬ「個別化美容」が現実のものとなり始めています。
2026年の美容研究テーマの中心「バリア機能と常在菌」
その中で、スキンケア分野において特に注目されているテーマが
「肌のバリア機能」と「皮膚常在菌(肌マイクロバイオーム)」です。
2026年の最重要キーワード プレ/プロ/ポストバイオティクス
2026年のトレンドを語るうえで欠かせないのが、
プレバイオティクス・プロバイオティクス・ポストバイオティクスという考え方です。
プレ/プロ/ポストバイオティクスとは?(基本概念)
肌にはもともと数百種類以上の常在菌が存在しています。
これらの菌は「汚いもの」ではなく、
肌を守り、バリア機能を支える重要な存在です。
常在菌を活かすスキンケアの循環思想
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常在菌にエサを与える
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常在菌が元気に活動する
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その代謝産物が肌環境を整える
この循環そのものをスキンケアで作るというのが、
プレ/プロ/ポストバイオティクスの基本思想です。
プレバイオティクス原料とは
プレバイオティクスとは、
肌の常在菌のエサになる成分のことです。
代表的なプレバイオティクス原料
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フルクトオリゴ糖
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イヌリン
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フルクタン
プロ/ポストバイオティクス原料とは
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プロバイオティクス:菌そのもの、または菌由来成分
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ポストバイオティクス:菌の代謝産物・発酵物
2026年以降は「循環設計型処方」が評価される
これまでは
「乳酸菌発酵液を入れる=トレンド」
という時代でしたが、2026年以降は
「発酵液 + 菌のエサ(プレバイオティクス)」
という循環設計型処方が評価されるようになります。
2026年も継続注目される成分 PDRN(ポリデオキシリボヌクレオチド)
PDRNは2025年に大きく注目された成分ですが、
2026年もその勢いは継続すると予測されます。
PDRNの主な特徴
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DNA修復サポート
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肌再生促進
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細胞エネルギー活性
再生美容 × 長寿科学という位置づけ
いわゆる
「再生美容 × 長寿科学」の象徴的な成分です。
再評価される成分 CoQ10(ユビキノン)
一時代を築いた成分であるCoQ10も、
2026年に再び脚光を浴びる可能性が高い成分です。
CoQ10が再注目される理由
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ATP(エネルギー)産生に関与
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酸化ダメージ対策
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ミトコンドリア機能との関連
内側アプローチの注目成分 L-カルニチン
L-カルニチンはサプリメントとしても有名な成分ですが、
スキンケア原料としても再注目されています。
L-カルニチンが注目される背景
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脂肪酸のミトコンドリア輸送を促進
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エネルギー代謝サポート
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くすみ・肌トーンへのアプローチ可能性
優しい角質ケアの新潮流 マルチアシッド処方
2026年は
「削る角質ケア」から「育てる角質ケア」へ。
マルチアシッド処方とは
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AHA
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BHA
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PHA
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LHA
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マンデル酸
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乳酸
など複数の酸をバランス良く配合する設計です。
マルチアシッド処方が評価される理由
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低刺激
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継続使用可能
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角質・毛穴・くすみを同時ケア
LHA(カプリロイルサリチル酸)の可能性
LHAは、
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角質への作用が非常にマイルド
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脂溶性で毛穴にアプローチしやすい
という特徴を持ち、
2026年は「刺激が少ない角質ケア」の代表格として
より多くの商品に採用されていくと予測されます。
レチノールからバクチオールへ?
レチノールは依然として人気成分ですが、
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刺激
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赤み
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A反応
といった課題も明確になってきました。
バクチオールが選ばれる理由
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レチノール様作用
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刺激が少ない
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デイリーケアに使いやすい
まとめ|2026年の美容トレンドを商品に落とし込むために
2026年の美容業界トレンドは、
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即効性 → 肌寿命
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単一成分 → 循環設計
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強い刺激 → 優しい継続ケア
へと確実にシフトしています。
トレンド成分は「なぜ今か」を語れるかが重要
トレンド成分をただ入れるだけではなく、
「なぜ今この成分なのか」を語れる商品設計が重要です。
2026年以降を見据えたOEM企画のご提案
弊社では、
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化粧品OEMをご検討中の企業様は、
ぜひ一度お気軽にお問い合わせください。
